近年、毒餌が効かない「スーパーラット」というネズミが急増し、多くの被害をもたらしています。スーパーラットの大半は、クマネズミが進化し、毒への耐性を持つようになりました。

毒を食べても効かずに増加し続けているクマネズミはとてもやっかいなネズミとして問題となっています。では、スーパーラットが出たらどのように対処すればよいのでしょうか?

クマネズミがスーパーラットへと進化した理由

進化したネズミ「スーパーラット」の対処法は?クマネズミはもともと毒に強い体質で、その遺伝子が原因で、多くのクマネズミがスーパーラットに進化したと言われています。ネズミが持つ毒への耐性は一匹ごとに異なっており、同じ毒餌を食べても死ぬネズミと生き残るネズミがいます。

この生き残ったネズミ同士で繁殖することで、その子どもたちはさらに毒に強い耐性を持ったスーパーラットとして生まれます。スーパーラットは、出産ごとにどんどん増えていき、その増えたスーパーラット同士で繁殖することでどんどん毒に強くなり、被害が拡大しています。

ある実験報告によると、普通のクマネズミは長くても2週間程度で死んでしまいますが、スーパーラットは平均160日生きるという実験結果からも、強いネズミであることが分かります。

スーパーラットに効く薬剤とは?

”ワルファリン”や”クマリン”などが含まれている市販の毒餌には、ネズミを内出血させて殺す薬として使用されています。しかし、スーパーラットには、市販の毒餌は効果がありません。そこで多くのネズミ駆除業者は”リン化亜鉛”と呼ばれる成分の殺鼠剤を使用し、スーパーラットを駆除しています。

これはネズミの胃液に反応し毒ガスを作る薬品です。最近ではAmazonなどでも購入することができるので、個人で駆除することも可能となっています。しかし、劇薬指定となっている薬剤で毒性がとても強いので、使用する場合には注意が必要です。

専門の駆除業者に駆除を依頼するのがベスト!

ネズミ専門の駆除業者もリン化亜鉛入りの強力な毒えさを使用することもありますが、あまり薬剤に頼らない業者がほとんどです。なぜなら、子どもやペットがいる家庭には危険ですし、効果があまり持続しないからです。

そのため、粘着シートや外からの侵入経路をふさぐなどの方法を併用しながら駆除します。自力で駆除しても効果がないように感じるなら、プロである駆除業者に相談することをおすすめします。

まとめ

クマネズミが進化したスーパーラットは、毒に強いため、毒餌が効きません。また、生命力もとても強く、繁殖を続けています。強い薬剤を使用して駆除することもできますが、プロの駆除業者に依頼するなら効率よく駆除作業を進めることができます。